学生必読記事

クリスマスと宗教の話

わたしの趣味が海外旅行ということであることや、民泊をやっていることなどから、外国の方と親しくなり、いろんなことを話す機会がとてもおおいです。

 

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現在も、アメリカ人の方が、16連泊しております…名古屋に観光にいらしたそうです。観光するところがないと言われ続けている名古屋で16泊もなにをするんだろう…

たまに、聞いてみたいと思います。

クリスマスも年越しもうちで迎えるわけですね。わたしの年越しはハワイですが。

 

さて、そんな外国の方とのふれあいの中で、日本についていろんなことを聞かれます。ほんとに、素朴な疑問なんですが、なんでかを答えるのはとっても難しいです。それは、語学的な難しさではなく、答えがほんとにわからないから。

 

「なんで日本人は、みんな下を向いて歩いてるんだい?」

 

「なんで日本のタクシー運転手はおじさんばっかなの?」

 

「日本のトイレはどうしてあんなにきれいなの?」

 

「日本人はどうしてここまで従順なの?(騙されやすいの?)」

 

「どうしてこのごろは日本人観光客が減っちゃったの?(カンボジアで)」

 

などなど。うまく答えられないもどかしさを何度も感じてきました。でも、一番むずかしいし、何度も聞かれること。

 

「なんで、日本人はあんなに盛大にクリスマスを祝うんだい?」(by 仏教の方)

「日本人は、他の宗教の祭りまで楽しむなんて幸せな民族だね」(by イスラームの方)

 

そうですよね。

クリスマスは、キリストを祝う日ですよね。もちろん、キリストさんは、キリスト教の神ですよね。キリスト教でもない(ひとが大半)の日本人があれだけクリスマスを祝う理由って…ふと冷静に考えるとわからないですよ。

(クリスマスは熱々で冷静になんてなれない方も多いと思いますが…)

 

もちろん、わたしたちが、クリスマスを祝うのは自由です。でも、一瞬でいいので、

「これをイスラームのひとたちはどう思って見てるのかな?」

とかということを考えてみると、世界から見た日本、そして宗教を考えるいい機会になるかもしれません。

 

近年、アメリカでは、

「メリー・クリスマス」

の代わりに

「ハッピー・ホリデー」

という言葉が使われることが多くなったようです。

人種のサラダボウルのアメリカでは、さまざまな宗教の方がいます。お互いがお互いの宗教を尊敬しあっているからこそ生まれた習慣ではないでしょうか。

 

さて、日本にも、現在では多くの外国の方が住んでいますし、観光にも訪れています。クリスマスだけではなく、1年を通して、彼らの文化や宗教を尊敬できるような人間になっていきたいものです。

そのためには、日本についても学ばなきゃいけないですし、外国についても学ばなきゃいけないですね。