旅行記

第4回 マラッカ

 

マラッカです。世界史とかやってた人は、名前くらいは聞いたことあるんじゃないかな?マレーシアにある都市なんですけどね。マラッカ海峡として聞き覚えのある人もいるかもしれませんね。ホルムズ海峡の前はマラッカ海峡も治安がどうこうというニュースも多かったですよね。マラッカ自体の治安は、まあ、普通でしょうか。観光地なので、比較的、いいかもしれません。そりゃ日本に比べたらどこだって治安悪くなっちゃいますよ。

ぼくらが泊まった、「ホテルプリ」というのが、歴史ある高級ホテルだったようで…そういうことも、治安をよく感じた原因かも。だいたい安いホテルはその都市の治安の比較的悪い地区にあって、クアラルンプールとシンガポールではそういう状態だったので。ホテルプリは、1泊2人で5000円位で朝食もついて、良いホテルでしたよ。

20150911_031338152_iOS

まずは、マラッカタワーからのマラッカの景色。マラッカタワーといのは100m位のタワーで、回転しながら登って、頂上にいるまま回転し続け、回転しながら降りてくるという…高所恐怖症にとっては悲惨なものですが。こういうところで、日本製への信頼が…

西洋系の建物が多いですよね。マラッカ王国の後は、ポルトガル、オランダ、イギリス、日本、イギリスと列強の植民地で在り続けていたので、西洋の文化が多く残っています。いまでも、オランダ系の人も多くいますね。マラッカは町ごと世界遺産なので、この写真は世界遺産の写真とも言えますね。

 

 

20150911_033641581_iOS

川をクルーズできます。たしかそんなに高くない。日本円で1000円くらい。川は汚いです。でも、ときどき怪しい生物(ワニ?)がいたり…ほんとに歴史を感じさせる建物がある一方、開発が進んでしまっている一面も見せてくれます。ぼくが乗った船は、ぼくらと、欧米系の観光客の計4人だけでした。40人位は乗れそうな船だったけど。

 

20150910_124225243_iOS

食文化も欧米系の文化があって。マレーシアってのはイスラームの国で、アルコールはダメなんだけど、この街は、けっこうみんな飲んでます。テラス席でお酒を飲めるマレーシアの数少ない都市かな。まあ、安くはないけど。ちなみに、マレーシアはイスラームの国、だから、お酒に関する法律がないんです。法律より上にイスラームの戒律があるというか、法律で何歳から「飲んでいい」としてしまうと国がお酒を認めることになっちゃってダメなんですよ。

 

でも、欧米の文化だけじゃなくて、金曜日の夜の夜市とか、伝統工芸のスリッパやよくわかんないパイナップルで何かをくるんだお菓子とか。いろいろな文化がミックスして、独自の文化を作っているというか。その中に、それぞれの時代を感じさせる遺産が残っている、観光地としてのポテンシャルがかなり高いのがマラッカです。フランシスコ・ザビエルがいた教会も行きましたし、オランダ時代の砲台とかも。

あとはトゥクトゥクという3輪人力タクシーも特徴的かな。

 

ただ、範囲が広くないので1日でまわれちゃうね。