普段の文字はとても汚いGucchieですが、実は書道を小学、中学とやっていて、けっこうハマっていました。西安には、碑林博物館という石碑の博物館があるんです。これは行くしかないと思って、行ってきました。
Gucchieの文字については、わたしの前のブログ、the gucchieを御覧ください。

まずは、立派な鐘。西安市街地になるお寺?にあった重要なものらしい。


褚遂良の石碑。
こうした石碑は、まず、紙に書家が文字を書き、それを彫ってできています。
また、石碑に紙と墨を押し当てて、紙に戻すというようなこともします。それを、「拓本」と呼びます。その拓本したものをわたしたちは真似して書くわけですね。


こちらは、王羲之。わたしがいちばん美しいなぁと思う字を書く書家?です。
けっこう長い時間見とれてしまいました。ただ単に丁寧なわけではなく、なめらかなのに、バランスがいいって感じ。


大秦景教流行中国碑。
古代のキリスト教の中国での様子をしめす貴重な資料として有名です。景教というのが、キリスト教ネストリウス派のことで、当時、中国では流行っていたそうです。いや、はやらせようとしたのかな。


顔真卿さん。こちらも有名な書家ですね。美術?の教科書とかにものってるのでは?
いわゆる、きれいな字ですよね。お手本とすべき書体です。これが作られたのが、779年ですから、このあたりには、わたしたちの使う漢字はここまでいまっぽくなっていたんですね。

碑林博物館というだけあって、石碑が林のように、ほんとに大量に並んでいます。わたしも、ここで半日くらい使ってしまいました…

博物館の周りも書道の街。
半紙や筆はもちろん、文鎮専門のお店とかいろいろありますね。買って行きたかったけど、自宅で書道をやるほどじゃないので…
次回は、西安ラストです。